石神井公園ぎっくり腰｜ぎっくり腰専門

ぎっくり腰は慢性腰痛の人に起こる確率が高いがこれまでに腰痛を患ったことが無い方にも起こりうるものであり、日常で行っている範囲を上回る動作を不意に行ったときに起こることが多い防止のためには準備運動をきちんと行うことが良い。

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ぎっくり腰とは慢性腰痛の人だけの病気ではない。

さて、本日はぎっくり腰について勘違いされやすいことについてお話させていただきたいと思います。ぎっくり腰といいますとお若い方ですとご高齢者の方やご自分のお父さんのことを思い浮かべる方が多いかもしれません。腰が痛い！と毎日のようにおっしゃられ、慢性的に腰の痛みに悩まされている方が発作的に痛みをこじらせて生じるものがぎっくり腰なのかとほとんどの方がお考えになられることです。

しかし、ぎっくり腰というものはそういった考えのものではありません。慢性腰痛の人にだけ関係する病気ではないということをご存知いただきたいのが今回お話する内容となります。

当然、慢性腰痛に起こることは多い

もちろん当然のことですが、慢性腰痛をお持ちになられている方がぎっくり腰を患ってしまうことは多いです。もともと腰痛になりやすい素因を持っておられるのですからそれは当然のことです。

腰痛をこれまで感じたことが無い人にも起こる

ところがやはり腰痛をこれまでに患ったことの無い方にも起こりえるのがぎっくり腰なのです。

ぎっくり腰は不意に動作をすることで生じる

ではなぜこれまで一度も腰痛になったことが無い方が突然何の前触れもなくぎっくり腰がしょうじてしまうのかと申しますと不意に動作をすることで生じてしまうのです。

普段日常的に行っている範囲を上回る動作をすることでぎっくり腰を患ってしまう。

この不意の動作ですが、とくに気をつけていただくべきことは、普段日常的に行っている動作の範囲であれば特に問題が起こることはすくないのですが、例えば子供の運動会の催し物や綱引き大会、大掃除、引越しなど非日常的な動作を不意に実施することでぎっくり腰になってしまうのです。

筋肉は準備した動作で無いと動きについて行けない。

テレビなどではスポーツ選手が鮮やかな動きをしていたりするものですが、ああいった選手というものは日常ではもっと厳しいトレーニングを積んでおり、普段から激しい運動に体を慣らしているから咄嗟にすごい身のこなしができるのですが、私達がそういった方を真似してしまうことはまったく準備態勢が整っておりませんので筋肉が動きについてゆけず悲鳴を上げてしまいます。そういった反応が腰部で起こるとぎっくり腰になってしまうのです。

ぎっくり腰の簡単な防止法は準備運動をすること。

ではどうしたらぎっくり腰の発生を防止できるのかと申しますと、できるだけ準備運動をしていただくことが良いと言えます。学校の体育の授業などでも体を動かす前に準備運動をすると思いますが、激しい運動をする前には必ず軽い運動に体を慣らせなくてはならないのです。こういった簡単な運動を意識的に３０分ほど行っていただきますとぎっくり腰の発生率は大幅に軽減できます。逆に朝の起床直後など体が固まって準備運動をしていないときに好発するのがぎっくり腰でもあるのです。