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後傾骨筋は下腿の後面にあり、足の蹴り出す作用や足裏を正中線に向ける。土踏まずをつくり、踏み込んだときの衝撃吸収作用によって体重が全身の中の局所に集中することを防止する。腰部に加わる衝撃が改善されることでぎっくり腰の緩和や防止にもなる。

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後脛骨筋とぎっくり腰

荻窪の皆様、ユークル整体院のホームページへとようこそご訪問くださいました。本日は後脛骨筋とぎっくり腰の関係についてお話させていただきましょう。

ぎっくり腰を防止するためには後脛骨筋を鍛えることが良いと様々な文献で言われております。

後脛骨筋とは下腿の後面の深層にある筋肉

ではこの筋肉は何なのかと申しますと下腿の後面に有る筋肉です。ふくらはぎはご存知であるとおもいますが、この筋肉の深層にあるのが後脛骨筋です。足の裏で強く蹴り出すときなどに使われる筋肉であります。足の裏を正中線に向けるときなどにも働きます。

足裏の土踏まずを構成し衝撃吸収をになう。

この筋肉がどのようなメリットがあるのかと申しますと、足の裏に土踏まずを構成し、スプリングのような足の裏を作ります。これが足を着地させたときの衝撃吸収に役立つのです。

体の中を伝わる大きな力が集中することを防止してくれる。

私達の体というものは積み木のように足裏から足首、太腿、骨盤、背骨と全ての骨が上下に連なって全てが体重を支えております。頭部はボーリング球１個分ぐらいの重みがあり、その重さの衝撃が常に背骨などを上下して全身を駆け巡っているのです。この衝撃が大きな力となって局所に集中するのを土踏まずの衝撃吸収作用によって防止してくれるのです。

衝撃吸収作用が背骨に力が集中することを防止するからぎっくり腰が防ぐことができる。

この足裏の衝撃吸収作用があることで私達の背骨に大きな力が集中することが防止され、結果的にぎっくり腰などの発生が防止されるわけです。

後傾骨筋のストレッチにより、背骨に加わる負担を軽減し、ぎっくり腰の痛みの緩和ともなる。

また、ぎっくり腰の防止だけでなく、すでにぎっくり腰をわずらって　しまっているようなケースであってもこの筋肉をストレッチや整体によって筋機能を回復させると、疼痛の発生している腰部の負担を軽減することができ、激痛が和らぐことができます。それまで足を引きずってなんとか歩くような方がトコトコと普通に歩けるようになることもたびたびあるほどなのです。