上石神井ぎっくり腰｜ぎっくり腰専門

デスクワークは固定姿勢のため腰が疲れやすく小まめに立ち上がって歩くことが良いといわれる。その理由としては①筋肉の短縮差による体の偏りをなくすことができる。②血流の改善効果、③ストレス緩和によるリラックス効果

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腰に負担をかけぬ長時間のデスクワークのポイント

さて、本日は毎日長時間のデスクワークをされている方の腰に負担をかけないためのポイントについてご紹介させていただきたいと思います。

固定姿勢だから疲れやすい

デスクワークの経験の無い方は多くの場合『腰掛けているなんて楽だろう』とお思いになられるかもしれませんが実際には腰掛けておりますと常に腰の筋肉が緊張しておりますので長時間腰掛け続けておりますと我慢できぬほどに辛くなるものです。対策としてはイスを高性能なものに変えたりすると随分楽にはなりますがそれでも完全な対策となるわけではありません。

小まめに立ち上がって歩くようにすると良い

ではどのような対策をするべきなのか？と申しますと小まめに立ち上がって歩くようにすることが良いと言われております。ではその理由についてお話させていただきましょう。

①立ち上がって歩くと偏った筋肉の緊張が均一化して調和が戻る。

一つ目の理由としましては座っているときには膝の後ろや股関節、腹筋などが常に緊張して短縮しております。また、膝の前面や股関節の後面、背筋は常に伸張しております。腰掛けている姿勢では体の前面と後面の筋肉にどうしても短縮差が生じてしまうのです。この短縮差が慢性化すると腰に偏った負担を加えてしまいそれが腰痛を招いてしまいます。したがいまして立ち上がっていただくことでこの筋肉の緊張の偏った調和を均一化することで筋肉の調和を取り戻すことが必要となります。僅かに１分ぐらい歩くぐらいで集中力が取り戻されてその後１時間ほど高い集中力が回復することが実感できるはずです。

②血流の改善効果

先に述べたように腰掛けているときには筋肉に明らかな短縮差が生じております。このときには血液の供給にも偏りが生じてしまいます。すると血流の滞りやすい部分や通いやすい部分などの偏りが生じてしまいそれが疲労物質を作り出すことにつながったりしますので軽く歩いて立ち上がりますと血流の循環がよくなって筋肉に新たな力が満たされることが実感できることでしょう。

また血流が改善されますと筋肉や関節の靭帯や軟部組織が柔らかくなりますので腰に加わる負担は随分と軽減します。

③ストレス緩和効果

やはり、座って長時間同じ刺激が続いてしまいますと体のストレスが多きいです。少し立ち上がってあるくだけでも気分が晴れてきますよね。リラックスすると余計な体の緊張がなくなりますので腰の疲労が改善されて腰痛のリスクが軽減されます。仕事にせっかく集中しているのを手を止めてしまうのは少々もったいないと思える部分はありますが、疲れというものは溜まれば溜まるほど抜け難くなりますので初期のうちに留めておくことが望ましいのです。何事を根をつめすぎぬようにすることが大切だと言えそうですね。